テーマ:「呼吸理学療法のScience and Artー子どもの生活・地域での支援ー」
日 時:2019年11月15日(金)14:10〜16:30
会 場:かごしま県民交流センター(中ホール)
定 員:30名(実技)※動きやすい服装でご参加ください。
    先着順ですが講義参加・実技見学は締め切り後も自由です。

司会・進行: 竹本 潔(大阪発達総合療育センター : 医師)
      三浦 利彦(国立病院機構 八雲病院 : 理学療法士)

●司会挨拶(14:10〜14:15)

●総論(14:15〜14:25)
 呼吸を規定する3つの病態
   南野 初香(聖隷三方原病院:医師)

●講義・実技(14:30〜16:30)
 1.在宅・学校で安全に過ごすために知っておくべき気道管理
    片山 望(国立病院機構仙台西多賀病院:理学療法士)

 2.呼吸障害児の姿勢管理(特に重症心身障害児)
  症例提示
    岩下 大志(やまびこ医療福祉センター:理学療法士)
    榎勢 道彦(四天王寺和らぎ苑:理学療法士)
    新名 穂菜美(西宮すなご医療福祉センター:理学療法士)
    井上 伸(南大阪小児リハビリテーション病院:理学療法士)

 3.質疑応答
   講師および呼吸理学療法ワーキンググループ一同


※ハンズオンセミナー1につきまして若干名の追加申込を受付いたします。
お早めにお申込みください。

  
「1日でマスターできる小児の呼吸機能」
 コーディネーター:
   手塚 純一郎(福岡市立こども病院アレルギー 呼吸器科)

 インストラクター(予定):
   平井 康太(東海大学医学部小児科)
   長尾 みづほ(国立病院機構三重病院 臨床研究部 アレルギー疾患治療開発研究室)
   錦戸 知喜(大阪母子医療センター呼吸器・アレルギー科)
   吉田 之範(大阪はびきの医療センター小児科)


現在、小児に対してスパイロメトリーをきちんと実施できる医療機関は決して多くないようです。 これには、小児のスパイロメトリーについて学べる機会がほとんどないという状況があり、 活用されていないのだと思われます。

標準的な検査技術の普及と適切な活用を進めていくことは本学会の責務であると考え、 昨年日本小児呼吸器学会肺機能委員会で小児の呼吸機能検査の活用や思考する際のコツをまとめた 「小児呼吸機能検査ハンドブック」を作成しました。

今回、呼吸機能検査を実際に活用するためにハンズオンセミナーを開催します。

小児ならではの検査のコツに加え、どんなときに検査をやるか、具体的にはどうやるのか、 検査室から返ってきたデータをどう読むのか、どんなことに注意すべきなのか、 できるだけ実技を交えながら、具体的に学んで頂ける機会にしたいと考えています。 講義と実技で理解を深めていただき、"呼吸機能の客観的評価を臨床に"持ち帰っていただき明日からの 診療に役立ていただけたらと考えています。

医師のみならず、看護師、臨床検査技師などのコメディカルの参加も歓迎です。

※呼吸機能検査の普及のために小児呼吸器学会の肺機能委員会を中心に企画をしています。

内容(予定)
講義+実技+グループワーク
・スパイロメトリー、気道可逆性検査、気道過敏性検査(メサコリン希釈の方法も含む)
・呼気NO濃度測定
・呼吸抵抗(広域周波オシレーション法)

使用予定機器
スパイロメーター HI-301
呼気NO測定装置 NIOX VERO
呼吸抵抗測定装置 MostGraph-02
 ※CHEST株式会社

  
「実践:気道ファイバー(軟性内視鏡)」ハンズオンセミナー開催に当たり

 11年前から気道軟性内視鏡検査(俗称ファイバースコピー)のハンズオンセミナーを担当している 国立成育医療研究センター呼吸器科 樋口昌孝です。宜しくお願い申し上げます。

1.過去9回を振り返って
 セミナーでは、初心者用の講義、人体モデルを使用した参加者による内視鏡操作指導(1人5〜10分程度) を行います。人体モデルが2体のため、講義が終わった後の空き時間には、典型的な上気道・下気道疾患の 録画画像を会場で流し参考にしていただく予定です。

2.内視鏡検査はなぜ普及しないのか
 内視鏡検査は気道の内腔を評価する際、最も有用な検査です。操作に関しては、成人と変わりなく、 上気道であれば耳鼻咽喉科医、下気道であれば呼吸器科医が行えるはずです。以前の調査ですが、 総合病院の場合、小児に使用可能な器材がそろっている施設がほとんどでした。
 ではなぜ、普及しないのでしょうか。小児科医の検査に対する認識不足や、検査医の躊躇でしょうか。

3.内視鏡検査を普及させるため
 セミナー参加により、すぐに内視鏡検査が行えるわけではありません。ただ、本セミナーを受講し、 ご自分の施設ではどのようなことが可能か考え、さらにご質問ください。
 小児科医の協力下であれば、成人を中心とした呼吸器科医、耳鼻咽喉科医も安全かつ十分な診断ができるは ずです。まずは小児科医が立ち会って検査者が検査に集中できる環境を整えることが大切です。 回数を重ねていけば、成人領域の指導医からの内視鏡手技指導も受けられるはずです。

4.新たな試み
 今回初心者用の講義のほかに、慶應義塾大学医学部小児科 小林久人医師による「初心者の経験」を 語っていただきます。

5.今回のセミナーにあたり
 はじめて参加する方のほか、以前参加された方の再参加を歓迎します。環境整備や技術向上するために どうすればいいか。また、参加者が行われた内視鏡動画をお持ちいただき、実際に検討する時間などがも てればと考えています。

 今回のセミナー内容についてのご要望を運営事務局にご連絡ください。 できるだけご希望に沿えるようにしたいと考えています。

  学会事務局メールアドレス:
  jspp2019-gakkai@umin.ac.jp

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事務局
鹿児島大学大学病院
医歯学総合研究所 微生物学分野
890-8544 鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘8-35-1

運営事務局
編集室なるにあ
113-0033 東京都文京区本郷3-3-11 NCKビル
TEL 03-3818-6450/FAX 03-3818-0554



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